先日、技能向上練習会の特別編「ドローン国家試験体験」を実施しました。
ふだん使っているカラーコーンやカラーディスク、ホームセンターで買って来た3色のPEテープといったありあわせの道具を使って国交省から出ている「実地試験実施細則」どおりにコースを作りますが、これがなかなか大変で時間がかかりました。
二等の試験は、非常事態を想定してポジショニング機能OFF(いわゆるAモード)で行う種目もありますが、基本的にポジショニング機能ONで行うので安定しています。それでも減点エリアや失格エリアに入らないように飛行するには正確な距離感覚が必要ですね。二等では離着陸時以外は水平移動だけです。
一等になるとさらに上下動が加わり、しかもポジショニング機能OFFで屋外で行われるので、かなり難しくなります(写真の会場は壁が無く風が吹き抜ける開放型ドームなので屋外扱い)。風が吹く中でピルエットホバリングや8の字飛行を正確に行うには日ごろの練習が不可欠です。