仮設住宅を建設するのに適した場所はどこ?ドローンを使ってスムーズに測量 福井の企業が能登の被災地を支援

https://www.fbc.jp/news/news958xa5u7avu8qtla8l.html
FBC-i【福井放送】

1月19日(金)~21日(日)、当校スタッフでドローン減災士の資格を持つ廣林と、当校講師の佐々木が、能登半島地震の被災地でドローンによる測量を行いました。DJI Matrice 300RTKに高精細カメラP1をつけた機体で、雨の中でしたが問題なく撮影を終了し、DJI TERRAでオルソ画像を作成しました。

小雨の中で飛行準備中

ところでこの地域は現在航空法第132上の85/航空法施行規則第236条の71「緊急用務空域」に指定されているので、飛行させるためにはいつもとは違う手順が必要でした。

  1. 関西空港事務所へメールで飛行申請(許可まで半日程度)
  2. DIPS2.0から飛行計画通報(これはいつも通り)
  3. 飛行前後に陸上自衛隊中部方面隊空域統制班に電話連絡

関空事務所へのメールについては19日、先に現地入りしていた他団体の方から申請書のひな形をいただいて作成したのですが、空域指定のやり方を間違えて提出し、その訂正のため余計な時間がかかってしまいました。ただ、このような手順を経験できて非常に有益でした。